ある歌手の人生を描いた映画を見た。
愛に生きた人生。
歌手として頂点まで上り詰め、転落し、再び愛に生きた人生。
そこには人間の深い感情がある。
そこには栄光と悲哀がある。
感動し、思わず涙ぐむ。
精いっぱい生きる人生は素晴らしい。
ふと、我を振り返る。
何とも中途半端なことかi、
愛をつらぬくつもりもない、
好い加減な人生だ。
まるで、富士山の五合目ま登ったが、引き返したようなものだ。
中途半端な愛、それがぼくの人生だ。
もう一度、突っ走ってみたくなった。
だが、ガソリンが切れたようだ。